お洋服の“下”に身に着けるインナー。
好きなファッションについておしゃべりすることはあっても、インナーについて語り合う機会は少ないかもしれません。
しかし直接肌に触れるインナーこそ、一日の心地よさを決めるものだったりします。
特に汗をかく夏は、汗によるムレ、ベタつき、ニオイなどさまざまな悩みを抱えやすい季節ではないでしょうか。
このたび発売する2024年春夏の注目商品、「汗悩みを救う、シルク100%リブインナーシリーズ」は汗悩みを解消し、夏という季節を思いっきり楽しんでほしい。そんな思いを込めて、丁寧にお作りしました。
こちらのコラムでは、どのようなこだわりをちりばめたのか、開発長ダッシーとPR担当ぶんがお話させていただきます。
ぜひ、商品ページと合わせてご覧いただけたらうれしいです。
インナーをお作りするにあたり、スタッフ間やお客様とお話しする中でわかったのは、一人ひとりインナーの悩みはさまざまだということ。
「敏感肌で化学繊維だとかぶれてしまう」「なるべく締め付けがないものがいい」「汗っかきなので夏は困る」など、悩みのかたちはそれぞれ異なるものでした。デザインの好みだって色々です。
すべてを一気に解決することは難しいかもしれないけれど、私たちが得意とするシルク素材だからこそできることを。シルクの特長を最大限活かした、とびっきり気持ちいいと思えるものを。
そんな思いを胸に、シルクの特徴であるなめらかな肌触り、保湿性、吸放湿性を存分に生かし、夏に着たい理想のインナーが出来上がりました。
商品展開は、「フレンチスリーブ」、「タンクトップ」、「ショーツ」の3種類。それぞれ上下セットだとちょっぴりお得です。
レースなどの装飾はなくし、とにかく「ずっと着ていたい着心地の良さ」を追求しました。カラーはパールホワイトとピュアブラックの2色です。
開発長ダッシーは、今回のインナーにどのようなこだわりを込めたのでしょうか。
ダッシー：汗かく季節、お客様それぞれにお悩みがあると知って、とにかく着心地のよさを追求した一着を作りたいなと思いました。シルクの特性を活かして、夏特有の汗悩みを解消できたらいいなと。
ぶん：夏って、どうしたって汗をかくじゃないですか。一日中外出するときなどは、出かける前から汗のニオイを心配したりして。夏のインナーを作るなら、ニオイ問題には対処したいなと思っていました。
ダッシー：今回のシルクインナーは汗のニオイ軽減効果があり、それは洗濯を繰り返した後でも発揮されるという調査結果がでました。シルクには素敵な点がたくさんありますが、ニオイが軽減されるのはかなりうれしいですよね。
ダッシー：毎日着てほしいからこそ、お手入れが負担にならないような工夫もしたいと思っていました。通常のシルクはお洗濯の摩擦によって毛羽立ちや白化が発生してしまいますが、こちらの生地では洗濯機で洗えるような特殊加工を施しています。お洗濯用ネットには入れていただきたいのですが、シルク100%ながら洗濯機で洗うことができます。
左側が今回の特殊加工を施した生地を30回お洗濯したもので、右側が通常の生地を10回お洗濯したもの。
左側に対して、右側は生地がやや白けてしまっています（写真だとわかりにくいのですが・・・）。毎日仕事や家事、育児などで忙しい方にも無理なくお使いいただけたらと思っています。
ぶん：襟ぐりの開き具合も、悩ましいポイントのひとつでしたよね。襟ぐりが詰まりすぎていると服を重ねた時に下からはみ出てしまうし、逆に深すぎると胸元が見えないか心配になってしまいます。
また胸元に汗が溜まると肌荒れにつながることもあるので、しっかり汗を吸えるような作りがいいなと。胸を程よく隠しつつ汗もしっかり吸う、だけどなるべく洋服の下から覗かない・・・という絶妙なラインを探りました。
ダッシー：背中側は服のタグが擦れるのを防げるよう、浅めに。細かな点にもこだわっています。
ぶん：今回のインナーでもうひとつ大きな特長として、「伸縮性」もありますね。
ダッシー：一日中身に着けていただくインナーだから、締め付けゼロの着心地を目指しました。シルクでこの伸び感が出せるのは、生産工場さんの技術があってこそ。シルクでこれだけ伸びる生地というのも珍しいのですが、伸びるということは縫製が難しいということ。そんなハードルを乗り越えて、こちらの要望をすべて実現してくれました。
ぶん：せっかくお肌にやさしい素材を使っても、締め付けがあると着用感が台無しになってしまいますよね。幅広い世代の方に心地よくご着用いただけるよう、かなり伸びる作りにしています。
体を通す瞬間もつっぱる感じがまるでなく、ふわふわっとした柔らかな質感は格別だと思います。おまけに洗濯機で洗えてニオイも軽減してくれるなんて、この夏の強い味方になってくれそうです。
ダッシー：そうですね。細かなこだわりを詰め込んで、この夏を心地よくお過ごしいただけるインナーをお作りできたかなと思っています。汗を気にしすぎて、夏を楽しめないのはもったいない。自信を持って、どんどん汗をかいてほしいです！（笑）
