【えびこの冷えとりノート Vol.2】すべての人におすすめしたい半身浴

一日の終わりには半身浴を

毎日、どんな入浴時間を過ごしていますか?

「今日も疲れた」「時間がない」とシャワーで済ませてしまう方も多いかも。忙しい日々の中、湯船にお湯をためてゆっくりと入浴することは難しいかもしれません。

でも、だからこそ半身浴をしてほしい!冷えとりする・しないに関わらず、一日の終わりには半身浴をおすすめします。

半身浴のお作法(えびこ流)

半身浴する際のお湯の温度はちょっとぬるめ。

体温よりも少しだけ高い38度くらいのお湯に、まずはざぶんと肩まで浸かってほんわか温まったあと、ゆっくりとみぞおちから下の部分を浸かるだけ。

そのときお湯から出ている肩や背中部分が冷えないよう、タオルなどをかけておきます。

目安の時間は20分~60分程度、体の芯から温まってくると、出てくる汗が変わってきます。感じ方には個人差がありますが、べたっとした汗がサラサラしたものに変わってくると温まったサイン。温まったことを実感できれば湯船から上がり、体の水滴を超特急で拭きあげます。意識しないと水分が残ってしまいやすい箇所、特に足指の間は丁寧に!しっかりと拭いたら、そのまますぐにシルクが肌に触れるよう、靴下や肌着などを身に着けていきます。

温まった体をふんわりと包み込み、冷やさないようにしましょう。


冷えた体で熱い湯に浸かると足先や指先がジンジンと熱くなる感覚、体験されたことがある人も多いのでは?その状態は、言わば高温の鉄板上のステーキ。焼き目がついていても、中身は赤いままの状態です。急に熱を加えて温めるのではなく、じっくりゆっくりと湯船に浸かって芯から温めることが大切です。冷えた体で突然熱い湯に入ると体がビックリしてしまい、心臓に大きな負担がかかるので注意してくださいね。

半身浴時間の楽しみ方

半身浴の目安は一時間程度。その時間をどんな風に楽しむのか、方法は色々あります。まずは入浴剤。冷えとり用入浴剤も種類があるので、いろいろと試して自分に合うものを探してきましたが、よく登場するのはエプソムソルト。においも色もしないけれど、温まりり方が断然ちがう(気がします)。お気に入りのアイテムがあると、より半身浴時間が楽しみになります。

わたし自身、半身浴は自分をいたわり、もてなす儀式のようなものだと思っています。

大げさかもしれませんが、「今日も一日、よくがんばって生き抜きました」そんな想いを持って、いざお風呂へ!

その日の反省会をするもよし、無心でぼーっと目を閉じて過ごすもよし、読書や音楽も楽しむもよし。でも、1時間くらいだとなにもしないまま時間が過ぎてしまうんですよね...

(本を持ち込んでも読めずに終わることもしばしばあります)

週末などまとまった時間が取れそうになると「今日はとことん半身浴するぞ!」と気合を入れて、補水用の水筒と読みたい本を持って脱衣所に向かい、半身浴ショートトリップへ。

わたしにとって半身浴は、仕事と私生活のタスクの中でほっとひと息つける「自分のための時間」なのかもしれません。

(ちなみに長時間半身浴をする場合、湯の温度が下がらないようにすることや万が一溺れてしまわないようにご注意ください!)


お風呂上がりの過ごし方

ゆったりと半身浴を楽しんだ後は心地よい疲れとともにベッドへ...と、なるようにスピード勝負。

わたしは、お風呂上がりにはできるだけ早くベッドにたどり着きたいので、半身浴中にハミガキも済ませ、段取り良く就寝時の湯たんぽ用の湯を沸かし、髪の毛が乾いた途端にお布団の国へ!無事たどり着けたなら、ストレッチをして日記を書いて眠りにつきます。


冷えとり生活をし始めてから、ずっと続けている半身浴。おかげで、眠りについてから朝までぐっすりと眠れるようになり、寝起きもスッキリ(個人の体感ですが)となりました!


番外編

半身浴がおすすめなことはわかったけれど、できない...

そんな方は足浴(そくよく)はいかがでしょうか?

半身浴同様に、ぬるめの湯を張った桶などに足先からふくらはぎの真ん中あたりまで浸かります。生理中など長時間の入浴が辛いときや冷えで目覚めてしまったときにもピッタリです。

足浴の湯は冷めやすいので、保温ポットに熱湯を入れておき、冷めてきたと感じたら湯を足します。足先からふくらはぎが温まると全身がポカポカしてくるので、お風呂上がり同様に丁寧に体の水滴を拭きあげて靴下レギンスで温もりを逃さないようにしてくださいね。


寝る前の半身浴は、心身のリラックス効果とすこやかな眠りも期待できます。

ぐっすり眠り、スッキリと次の朝を迎えられるよう、毎日の習慣に半身浴を取り入れてみませんか?

 

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